2006/05/09

根拠の無い自己肯定感を維持する

算数の考察も一段落付いたので、自身の内面について見直してみます。

心が穏やかで安定するためには、「自己肯定感」が必要になります。
それも「根拠が無い」ことが重要です。
根拠のある自己肯定では、なんらかの「基準」を満たしていることが
肯定のベースになってしまうため、常に自己がその基準で評価されます。
この場合、もし基準をクリアできなければ自己が否定されてしまうため、
強迫観念をともなって自己を基準にあわせ続けることになります。
自己を肯定するために自己を評価し束縛するのでは、本末転倒です。

この点で自己陶酔では安定感に欠けます。
基準を受け入れて自己認識にバイアスをかけるよりも、自己評価を
行わない方が内面の一貫性を保てます。

0 件のコメント: